砂ぼこりや雨が降ったあとにつく汚れなどによって車は徐々に汚れます。車を所有している人ならだれしもが常にきれいに保っておきたいと思うでしょう。そのためには定期的に洗車をしなければなりません。洗車をするには道具をそろえておく必要がありますが、洗車道具は種類が多くて何を選んでいいか迷ってしまいます。ここでは、洗車におすすめの洗車道具の解説やコツなどを紹介しています。ぜひ洗車道具をそろえる際の参考にしてください。
必要最低限洗車に必要な道具とは
最低限洗車に必要な道具はシャワー付きホース、バケツ、カーシャンプー、スポンジ、ふき取りクロスなどです。シャワー付きホースは車全体の汚れや泡を洗い流すとき必須で、水流調整つきのものがおすすめです。カーシャンプーは所有している車に合っているカラーを選びます。ふき取り用クロスはやわらかいタオルであれば家庭用のタオルでもOKです。できれば吸水性が良いカー用品店で販売されているふき取り用クロスがあればいいでしょう。スポンジは、ボディ用とタイヤ用に使い分けられるよう準備しておきます。洗車道具の選び方がよくわからない人は次の項目を参考にしてください。
シャワー付きホース
シャワー付きホースがあると手を汚すことなく洗車可能です。日差しからホースを守るカバー付きのものであればなおGOODです。ホースの種類はヨレやねじれに強いツイスターホースを選びましょう。普通乗用車を洗うホースであれば20mあれば問題ありません。
カーシャンプー
カーシャンプーは車の色によって選ばなければいけませんが、中には全塗装面の車両に対応している商品もあります。カーシャンプーはボディを傷つけないよう、きめ細やかな泡が汚れを落とします。また、頑固な汚れも特殊分解成分で汚れを浮き上がらせることで簡単に汚れが落ちます。
ふき取り用クロス
ふき取り用クロスは、抜群の吸水力が特徴です。ふきあげても水分が残りやすい窓ガラスでもスッとふきあげられます。絞って何度も使用できるため時間の節約にもつながる優れものです。
バケツ
洗車用のバケツは、踏み台としても使える頑丈なつくりのものを選びます。また洗車時の踏み台としてだけでなく洗車道具をしまっておけるようなバケツを選びましょう。
ボディ用スポンジ
洗車用スポンジならグローブタイプのものを選びましょう。このタイプのスポンジは凸凹にもフィットして細かなところの汚れも洗い落とせます。
ホイール用スポンジ
ホイール用スポンジのスポンジは汚れを落としに優れたマイクロファイバーが使用されているものを選びましょう。また、グリップも滑りにくいものを選ぶとホイールの汚れをしっかり落とせます。
洗車で車体を傷つけないようにするコツ
どんなに優れた洗車グッズを持っていても洗車の仕方次第で傷をつけてしまいます。手洗い洗車で傷をつけないコツは以下の流れになります。
- 汚れやほこりをシャワーできれいに落とす
- 洗剤を使わずにスポンジとシャワーで表面の汚れを落とす
- バケツでスポンジの汚れを落とす
- バケツに洗剤を入れて車全体を洗う
- シャワーで泡をきれいに流れ落とす
- 洗い流して汚れがついていたら再度汚れを落とす
- 車全体を再度シャワーで洗い流す
- ふき取り専用クロスを使ってキレイにふきあげる
また、車のタイプや保管場所によって洗車の頻度は変わってきます。定期的な洗車以外にも洗車が必要な場面があります。ボディを長持ちさせるためにも丁寧な洗車を心がけましょう。