車のブレーキから異音が聞こえた場合の対処方法

ブレーキから異音が聞こえたら

ブレーキを踏み込んだ際「キィィィ」とか「ギィィィ」とかという異音が聞こえることがあります。
ブレーキというのは車が止まるために必要なものであり、きちんと効かないと事故を起こす原因にもなるものです。

そこで、もしもブレーキから異音が聞こえたらその原因を確認しすぐに対処をすることが必要になります。
安全なドライブをするためにもすぐの対応が大切です。

ブレーキが正常に作動する場合にはスーっという静かな摩擦音が聞こえるだけです。
しかし、時にはゴォーとかギィーとかという異音が聞こえることがあります。

甲高い不快な音がした場合にはやはり気になりますし走っていてもいい気分ではありません。
ブレーキに異常があるからこそ異音が聞こえているのであり、すぐに対処をして解決することが事故防止のためにも大切です。

ブレーキを使った際、キィィという甲高い音が聞こえる場合にはブレーキパッドの摩耗が考えられます。
ブレーキパッドは自分が削れることで摩擦を生じさせ車の動きを止めるため、使い続けるとかなりすり減ってしまうものです。
そのためすり減ってくると甲高い音が出てしまいます。

ブレーキパッドは交換することが可能です。
新品時には厚さが10ミリメートル程度ありますが、どんどんと減っていき3ミリメートル以下になってくるとブレーキの効きも悪くなるので交換をするようにします。

ディスクローターは金属製でブレーキドラムと違い外にさらされるので錆びてしまうことがあり、これが異音の原因です
錆びてくると擦れたような音が聞こえてくることがあり、コーという音が聞こえるようになってきます。
古いままで使い続けていると摩擦材がローターの表面に溶着する場合もあり注意が必要です。

ブレーキの異音が出てくる原因はいろいろとあります。
音が不快なために早く解決したい気持ちもありますが、ブレーキが危険な状態であるために音が鳴っている可能性も高いです。
そこで、もしも異音が聞こえたらすぐに何が原因か探る必要があります。

自分で対処できないものもありますから、異音が聞こえたらすぐにディーラーや修理工場に持って行くようにしましょう。
安全に事故無く走るためにも点検をすることはとても大切です。