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エンジン警告灯が点滅したときの対処方法

エンジン警告灯

エンジン警告灯とは?

メーターパネルには警告灯があり、シートベルトをしていないとき、ドアが開いているとき、ヘッドライトがハイビームになっているときなどに点灯しているのを見たことがある方も多いでしょう。これらは緊急性の低い警告灯ですが、中にはすぐに点検をしたほうがいい深刻な警告灯もあります。その中のひとつが「エンジン警告灯」です。

エンジン警告灯は、角ばったエンジンの形をしており、エンジンかトランスミッションなどに異常が発生したときに黄色で点灯します。エンジン警告灯がついていると安全に走行できない可能性が高く、車検にも通らないので、早めに原因を突きとめる必要があります。

ちなみに、警告灯の色は世界共通。黄色は「早めに点検を行なってください」という注意喚起で、赤色は「すぐに走行を停止して点検を行なってください」という警告です。

エンジン警告灯は黄色なので、ついたからといって走行不能になるわけではありませんが、不具合を放置するのは禁物です。

エンジン警告灯がついたらどうする?

エンジン警告灯がついたときに避けたいのは、まだ走れるからと走行を続けることです。エンジン警告灯がが付いているときには安全な走行ができない可能性が高いため、速やかに停止して整備工場やディーラーに連絡を取り、指示を仰ぎましょう。

場合によっては、車がガタガタと震えたり加速ができなくなってしまうケースがあります。車の不具合で焦ったまま走行を続けると危険ですので、いつでも止まれるようにハザードを出して、できるだけ安全な場所に停止します。車を停めたら、変な音がしないか、異臭がしないかをチェックして、異常があれば整備工場へ伝えてください。

「どうにかならないか」とエンジンの始動・停止を繰り返すと、たまにエンジン警告灯が消えてしまうこともあります。エンジン警告灯が消えると、ほとんどの場合は何事も無かったかのように走行できるようになります。そのため、「何とかなった」と安心してしまいがちですが、エンジン警告灯が消えたからといって、不具合が完全に直るわけではありません。早めに整備工場へ持っていき、どこに不具合があるのか確認してもらいましょう。

エンジン警告灯が点灯するような不具合は、外から見ても原因を判断するのが難しいケースが多く、整備工場やディーラーにある自動車整備用テスターで確認する必要があります。

また、任意保険にロードサービスが付帯していれば、保険の範囲内でレッカー移動ができる可能性があります。保険証券を確認し、ロードサービスが付帯している場合は、保険会社にも早めに連絡をしましょう。