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車のエアコンが効かない!?故障の原因や修理費用について

車のエアコンが効かない

カーエアコンは今やドライブの際に必要不可欠なものです。
もしも突然動かないような状況が起きてしまったら、運転をしながら熱中症になる危険もあります。

運転中に車が冷えない、温まらない、といった状況になった際には修理をすることが必要です。
もちろん自分でできる対処法もありますから突然のトラブルにも対処できるよう方法を知っておきましょう。

冷房が冷えない原因と対策

エアコン
冷房が効かなくなる原因として最も多いのがエアコンガスが不足していることです。
エアコンを使ったことでガスが減ることはないですが、車は常に振動するために配管の接合部分の隙間からガスが漏れ出てしまいます。

古い車ほど接合部分は劣化して漏れるガスの量は増えてしまうものです。
ガスが不足をしてもエアコンガスを補充すれば性能を元に戻すことはできます。

次に、コンプレッサーの不具合もエアコンが効かなくなる原因です。
コンプレッサー自体はとても丈夫で壊れることはないのですが、コンプレッサーにエンジンの動きを伝える電磁クラッチが不良を起こしてエアコンが効かなくなるようになります。
これは自分で直せるものではなく、電磁クラッチやコンプレッサーの交換が必要ですから整備工場やディーラーに持ち込むことが望ましいです。

暖房が効かない原因と対策

車はエンジンの排熱を利用して温まるので基本的には温めることが得意ですし不具合を起こすこともあまりありません。
ただ、時には不良を起こすこともあり対処が必要になります。

まず、冷却水が不足した際には室内側のヒーターコアに冷却水が回ってこなくなってしまうので温風が出ないです。
車によっては温風が出なくなる前にオーバーヒートを起こしてエンジンがゆがんでしまう可能性もあります。
そこでオーバーヒート前に対処が必要ですし早めに冷却水を入れるようにすることが望ましいです。

次に車のサーモスタットの故障があります。
サーモスタットはエンジンの水温を安定させるものです。
経年劣化によってサーモスタットが開いたままになってしまうと水温が上がりにくくなり暖房が効きにくくなってしまいます。

サーモスタットが故障した状態で高速走行をすることは暖房の性能が落ちる原因です。
そして気温が低いほど水温はどんどん下がりますから暖房が必要な冬場にはより暖房機能が低下しやすくなります。

サーモスタットの故障も自分での修理は難しいです。
そこでディーラーや修理工場に持ち込んでの作業になります。